【医師の家造り】設計士さんと家造りするメリット・デメリットを解説

こんにちは。Dr.さいとーです。

前回は【医師の家造り】医者が考える高気密・高断熱住宅が必要な理由を書きました。

今回は「設計士さんと家造りするメリット・デメリットとその対策」について記事にしました。

設計士さんと家造りするメリット・デメリットを解説

設計士事務所の特徴とは？

設計事務所は施主と設計・監理契約をして、建物の設計と施工監理を行います。

設計事務所と工務店の間には契約関係はなく、設計事務所から複数の工務店へ相見積もりを依頼します。

一方、施主は相見積もりを見て、1つの工務店を選んで、施工請負契約をします。

設計士さんと家造りするメリット

設計の自由度・意匠性が高い

設計士さんと家造りする一番のメリットは設計の自由度が高いことです。

大手ハウスメーカーにあるような厳しい間取りの制限がないため、理想の暮らしを設計に反映できます。

また、意匠性にもこだわった設計士さんが多いでしょう。

素人にはない感覚で土地や周辺環境からインスピレーションを働かせて、設計を考える設計士さんの仕事には感心してしまいます。

同じプランで工務店が選定できる

設計士さんと数か月の打ち合わせの末に出来上がったプランは、家族の理想を詰め込んだの結晶です。

その唯一無二の図面で、数社の工務店を比較できるのはとても嬉しいです。

また図面が確定している状態で工務店に相見積もりできるので、純粋な金額比較がしやすいです。

常に家づくりの味方になってくれる

設計士事務所にもよりますが、家づくりで1番長く関わることになるのが設計士さんです。

家づくりは勉強することも多く、初めての作業ばかりで戸惑うことも多いです。

家づくりの軸を考えたり、工務店選びでも意見を聞かせてくれたりと、なんでも相談できるプロの存在はとても心強いです。

わが家は着工後や施工監理もこれからですが、頼もしいです。

設計士さんと家づくりするデメリット

設計管理費用がかかる

設計費はもちろんかかります。

相場は建築費用の10%~15%と言われています。

ハウスメーカーにお願いする設計費用よりは高くなる傾向がありますが、それを高いと思うか安いと思うかは設計士さんの仕事次第です。

設計事務所と組んでくれる工務店が限られる

一般的に、設計も自社で行っている工務店が多いです。

工務店の立場からすれば設計事務所が入ることで、設計だけを外注するようになります。

当然、工務店の利益も減り、設計事務所とのやりとりという新しい業務や工務店の標準仕様も使えないことがあるでしょう。

実際に見積もり依頼の時点で「設計事務所に設計を外注には対応していません」と断られるケースもありました。

工務店の標準仕様に左右される

工務店にはそれぞれの標準仕様がありますので、設計事務所で作成した図面通りに施工できない可能性もあります。

その場合は、工務店ごとに仕様の変更を余儀なくされる可能性があります。

例えば長期優良住宅や耐震等級も仕様が異なれば、制度が使えなかったり、計算方法が変わったりするので、工務店の標準仕様に多少振り回されるところはあるように感じました。

図面完成後の時間があまりない

図面が完成した後、工務店を選定します。

ただ、その後には建築確認や既存建物の解体、さらに地盤調査や工事の着工も間近に迫っているため、

工務店の相見積もりをゆっくり検討している時間はありません。

この頃には打ち合わせは頻回になって、考えること・決めることが集中します。

解体業者や地盤業者の選定も急ピッチで進むので、なかなか骨の折れる作業です。

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私が選んだ設計士さん

私が設計をお願いした設計事務所はLIFE RECORD ARCHITECTSさんです。

宮城県仙台市に事務所を構える設計事務所です。

私がLIFE RECORD ARCHITECTSを選んだ理由はホームページの「陽だまりに集う家」にとても惹きつけられたからです。

まとめ

最後までお読みいただいてありがとうございます！

設計士さんと家づくりをするメリットとデメリットをまとめました！

設計士さんはいつでも施主の味方になって相談に乗ってくれます。

デメリットよりもはるかに大きなメリットがありますので、家づくりをしている方にはおすすめしたいです。

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以上Dr.さいとーでした！